ちょっと遠出して丹波篠山の近又で牡丹鍋を頂いてきました。
JR尼崎から約1時間で篠山口。
そこからバスで約15分の二階町。
少しだけ歩くと近又。
ぼたん鍋と云えば、近又。
すっぽんと云えば大市。
松阪牛と云えば和田金。
その近又での昼食です。
二階の和室へ案内されてのお食事。
まずは前菜。
左から山芋豆腐。
真ん中が丹波黒豆。
右は蒟蒻の山掛け。
いずれも丹波の山の幸にして美味。
メインの猪肉です。
この時期ならではの生肉ヴァージョン。
それもコラーゲンたっぷりの生ロース。
一枚の肉のうち、半分が脂身という感じ。
たっぷりと山椒が掛かっています。
まずはこれを味噌仕立ての鍋に投入。
食べ頃まで約20分。
その間に野菜を入れて、まずはそれをいただきます。
この野菜がたまらなく んまいのです。
地場産ならではのしっかり濃厚な味わい。
白菜も葱も菊菜もたまらなく美味しいのです。
そして山芋さえ鍋に入れます。
それが又、ホクホクになって堪りません。
野菜が煮えるまでに、熱々の猪肉塩焼きを。
しっかり胡椒の利いた味わい。
これだけ脂身があるのにまったくしつこさが無い。
日本のジビエの究極かも知れません。
丹波ワインの鳥居野カベルネ・メルローを合わせてみました。
間違いなし!!
野菜を食べて、猪肉を食べて。
もう一度野菜を入れて、猪肉を頂いて。
地酒の鳳鳴も頂いて。
うどんも入れてそれを頂いて。
もう、殆ど満腹状態なのですが・・・
締めに待っているのが、ぼたん丼。
鍋に残った味噌出汁に卵を割り入れて半熟状態に。
その半熟卵をご飯に乗せて、味噌出汁を掛ける。
んまく無い筈が無いですよね。
これだけ食べる事が出来たらって思う程の美味。
デザートは みかんというふうに食べログではありましたが・・・
この日はカスタードを入れた葛餅。
ツルンッと頂けちゃいます。
もう、極限まで満腹です。
とあるお客様も同様の満腹でまるで落語の蛇含草のように下を向けないので靴を履かして下さいという状態になってしまったのだとか。
さすがは ぼたん鍋発祥の宿「料理旅館 近又」でございます。
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