2012年6月25日月曜日

米朝ばなし・上方落語地図 その1


昭和56年に出た 米朝ばなし・上方落語地図という本があります。
上方落語に出てくる地名を100以上選んで、貴重な写真とともに例の米朝師匠の博識にしてユーモアたっぷりな語り口で解説しているという名著です。
以前から、この本に出てくる場所を巡ってみたいという思いがあったのですが、なかなか実現しませんでした。
それを今回やっと始める事にしました。
とはいっても、100ヶ所以上あるので全て行けるか何時までかかるかは不明にして未定ですが。
まあ、機会を見つけてぼちぼち訪れて行こうと思っています。
その第一弾として行ったのが逢坂。
「天神山」という噺に出てくる 一心寺があります。




一般には宗派を問わない納骨と永代供養で有名なお寺さんです。
その境内に本多出雲守の墓があって、そこに願文を書いたしゃもじを奉納すると禁酒出来るという言い伝えがあるそうです。



泣かせる文句もあれば、「酒は一合、ビールは一本、それ以上はやめさして下さい」などとムシのええことを書いてるものもある。

と米朝ばなしにあります。
実際、奉納されたしゃもじを見ていると真剣・深刻なものもありますが、こんなのも。




又、6月にはジャカランダの花が咲くというので毎年写真を撮りに来ているという方がいらっしゃいました。




南米原産で別名「キリモドキ」、世界三大花木の一つだとか。
日本ではちょっと珍しい植物だそうです。
葉はネムノキみたいですね。
独特の紫色の花はなかなか見応えがあります。
いや〜一心寺だけでも色々と見所があるもんです。

0 件のコメント:

コメントを投稿