2012年5月9日水曜日

しげ松




神戸・しげ松に行って参りました。
ランチの季節懐石・¥6000を頂きます。

新緑の頃の季節懐石

先付    岩もずくゼリー
吸物    油目葛打ち
造里    旬のお造り
八寸    片栗の花お浸し・鯛の子・ちまき・鳥貝ぬた和え・厚焼・蒸し一寸豆・パプリカ
焼物    鯛白子と新玉葱ホイル焼き
揚物    じゃが芋挟み揚げ
食事    サザエと新生姜ご飯
デザート  本日のデザート


岩もずくはしっかりした歯応えで香りも良くとろろと生姜とのバランス抜群です。
油目は本当に味がしっかりある魚ですね。
出汁はやや濃厚ですね。
梅肉も葛寄せされているのでしょうか、しっかり形を留めています。
柚子の花が吸い口なのも初体験。
お造りは針烏賊・鰹・油目。
火が入ったアブラメと生のアブラメの味わいの違いが面白いです。
八寸だけ写真に撮りました。
片栗の花は奇麗な紫色が美しいです。
鯛の子の んまさったら今までで最高。何が違うんでせうね。
ちまきの中はヒラメと木の芽の寿司。
笹の葉の香りが素晴らしいです。
厚焼きも一寸豆もパプリカもしっかり個性があって美味しいですね。
蛸の柔らか煮も絶妙。
鯛白子と新玉葱ホイル焼きは相方との仕上がりの色合いがちょっと違いました。
聞いてみると白子が焼くことによって破裂するかしないかでクリアな出汁になるか、オニオングラタンスープのような濃い色になるか別れるそうです。
個人的には破裂したヴァージョンの方が好きでした。
揚物はジャガイモの間に海老が挟んであります。
鮎とうるいが添えてあります。
塩とレモンで頂きます。
ご飯がまた美味しい事。
新生姜の香りがしっかりあるのですが、辛みは押さえ気味です。
サザエの歯応えと風味も堪りません。
もちろんお替わりさせて頂きました。
デザートはイチゴとマンゴー。
中まで赤い絶品のイチゴでした。
熟選と福寿と篠峰もおいしくいただきました。

最初は座敷を用意してくれていたのですが、正座は苦手なのでテーブル席に変更してもらいました。
接客も素晴らしいです。
とても居心地が良いですね。
本当にビルの中とは思えないような落ち着きがあります。
ヴォリュームがあるという感じではありませんが、充分に満足できる食事です。
さあすが、ミシュラン一つ星だけのことはあります。
まだまだ神戸の和食の素晴らしさは奥深いものがありそうです。
次はどこへ行きませうか?


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