2013年8月31日土曜日

ホルン・黄身ロール




実に久し振りに十三のホルンの黄身ロールを購入しました。
もう、20年ぐらい前でしょうか?
此処の黄身ロールが人気・話題になったのは。
数年前のロールケーキブームなど或る筈も無く、むしろ忘れ去られていた代表のようなロールケーキ不遇の時代。
そんな時にこちらの黄身ロールが流行ったのです。
卵の黄身だけを使ったしっとりしながらも食べ応えのある生地。
控え目ながら存在感のあるバタークリーム。
二つのコンビネーションが抜群に んまいのです。
最近のクリームメインのロールケーキとは対極にあります。
一切れだけでも充分な満足感が味わえますね。
この黄身ロールやあのフランクフルタークランツを食べると、改めてバタークリームの美味しさが実感できます。
生クリームより日持ちがするのも魅力的。
多分昔はバタークリームと云いながらショートニングを使っていたんでしょうね。
もちろん、お値段も手頃。
この黄身ロールで一本¥900。
あえて店頭には並べていないけれど、お店の人に声をかけると出てくるって処もこのアイテムを大切にしているからのような気がします。
「久し振りに買いに来ました」と言うと「ホルンを覚えていて下さってありがとうございます」との言葉が返ってきました。
商品に自信を持ち、顧客を大切にしているのがよくわかりますね。

2013年8月27日火曜日

シャトー・メルシャン 萌黄




シャトー・メルシャン 萌黄です。
阪急グランドビル31Fの クラフトビアハウス・モルトで飲んで気に入っての購入です。
福島・長野産のシャルドネと山梨産の甲州等のブレンドだそうです。
グレープフルーツ・マンゴ・パイナップルの香りと樽由来のヴァニラのニュアンス。
冷やし過ぎると何だか薄っぺらい味わいになっちゃいます。
ちょっとシャンブレっぽいほうが絶対に んまいです。
白ワインにしては厚みの或る味わい。
バターやクリーム系のこってり・まろやかな料理に合うのも納得です。
天麩羅なんかにもピッタリなんじゃないでせうか?
国産ワイン、恐るべしでございます。

2013年8月19日月曜日

西瓜ういろ





伊勢・虎屋ういろの 西瓜ういろです。
緑の皮に西瓜果汁入りの赤い実、種は小豆。
見た目も味もしっかり西瓜。
季節感満載の んまさです。
シーズン限定は他にもあって、カボチャや焼き芋に宇治金時にヴァレンタインういろまであるみたいです。
ただし、お取り寄せしても到着した翌日までしか賞味期限が無いのが 残念〜。
まあ、一人で一本ぐらいは食べちゃうのではありますが。
阪神百貨店の週代わりイベントで購入いたしました。

2013年8月15日木曜日

ろあん松田の蕎麦会席





集落丸山の夕食は普通ならひわの蔵のフレンチなんですが、水木はお休みなのです。 
なので、この日は ろあん松田の蕎麦会席。
野菜メインの贅沢な料理が頂けます。
最初は自家製ドクダミ茶と揚げ蕎麦。
スイカジュースに黒塩。
山椒オイルで合えたサラダ。
かご盛りの八寸。
黄丸ズッキーニにインカのめざめ等々。
野菜じゃ無いのは岐阜の鮎の一夜干しと鰊の梅煮ぐらいです。
最初のお蕎麦は更科。
極少量のそばつゆが添えられています。
焼き茄子とオクラの花を合わせた一品。
焼き穴子や錦糸卵の入った蕎麦の手巻き寿司。
モロミかワサビで頂くそばがきの んまい事。




蕎麦味噌も煎った蕎麦の実が周りにまぶしてあります。
これだけで2杯はお酒が頂けそう。

桜海老のかき揚げとおろし蕎麦。
別々に頂いても一緒にしても絶品。
冷製蒸し野菜のあとはこれ。





冷やかけ蕎麦。
貝割れと茗荷に凍らせた蕎麦出汁が乗っています。
これだけ5杯ぐらい食べたいですね。

トウモロコシご飯にカワズ瓜の漬け物。
赤玉葱の酢漬けに自家製塩昆布に自家製梅干し。
量的にはかなり控え目の筈なのに満足感一杯。





特製蕎麦大福と蕎麦茶で蕎麦づくしの会席。
さすが、関西の至宝と云われるだけの事はございます。
ピルスナーウルケルにキリンブラウマイスター。
李白の黒米物に松の司とお酒も充実しています。


集落丸山の朝食も ろあん松田監修。
土鍋ご飯をはじめとして、これ又野菜たっぷりの贅沢朝ご飯。
おかずだけでもかなりの量がありましたが、しっかり完食。
本当は朝ビールもいきたかったんですが、そこは自重。


古民家に蕎麦会席に贅沢朝食。
篠山って素晴らしいですね。

2013年8月10日土曜日

集落丸山






丹波篠山の集落丸山に行って来ました。
JR篠山口駅から車で約20分。
限界集落と云われた処を古民家に宿泊出来る魅力的な所に再生しています。







外観はイメージどおりの古民家ですが、見事にリノベーションされています。
奥にはへっついさん(かまど)がありますが、それに違和感の無いアイランドキッチンが設置されています。






五右衛門風呂も健在。
昔の様に薪で沸かす事も出来ますが、プロパンガスで給湯も出来ます。
私個人的に1960年代半ばに高松の伯母の家で体験済みですが、当然未体験の人の方が多数なので、非常に珍しく目新しいものの様です。
確かに、木のすのこを踏んで入るというのは楽しいものです。
一日に三度も入った人もいるようです。






古民家を知らない人でも、何故か懐かしい感じがする佇まいでございます。





夕立もまた一興。
雨の音も街中で聴くのとはかなり違いがありますね。


テレビも時計も無い部屋。
携帯の電波も圏外か一本だけ。
シーンという音が聞こえる様な静けさ。
何も無いけれど、何の不足も感じない。
蛙や蜻蛉や蝶々や鳥達が普通に存在する。
そんな日本古来の生活を少しでも追体験できる宿。
テレビは無いけれど、子供達は生き生きと走り回り、楽しみ、眠る。
何とも贅沢な時の過ごし方が出来ます。

昔を知っている人も、知らない人も、海外の人も此処の素晴らしさを体験しているようです。
とは言え、ほとんどの時間を寝て過ごしていただけなんですが。
気持ち良く眠る事が出来るって実はすごく贅沢なんですよね。

しかし、美味しいものは欠かせません。
それについては、次回。


2013年8月6日火曜日

太平・老麹仕込み・荒濾過・44度






津波古酒造場の 太平・老麹仕込み・荒濾過・44度です。
アルコールの逞しさと米由来の甘さが口の中一杯に広がります。
飲み応え充分の一本です。
水割りにするとより甘さが柔らかくなる気がします。
良い蒸留酒は度数が高い程、柔らかく飲み易いと云います。
泡盛も壱岐焼酎もウイスキーも。
複雑さ=逞しさ=幅広さ=飲み易さ なんでしょうか?
いずれにしても、とてつもなく んまい泡盛でございます。

2013年8月2日金曜日

スパニョラの焼きなすトーストサンド





大阪駅前第3ビルのスパニョラで 焼きなすトーストサンドを頂きました。
ウインナー珈琲で有名な銘店ですが、ちょっと不思議なフードメニューが或る事でも知られているようです。
今回頂いたのは 焼きなすトーストサンド。
こちらでは夏の定番メニューなんだとか。
写真で見るとチキンサンドのようにしか見えませんが、皮を取ってしっかり冷やした焼き茄子に大葉を合わせてマヨネーズで仕上げています。
想像していたより かなり んまいです。
家庭でもチャレンジしてみたいメニューですね。
もちろん、コーヒーの味は間違いございません。
自家製焼きプリンやバウムクーヘンを使ったパフェもあったりします。
何時いつまでも続いて欲しいお店の一つであります。