丹波篠山の集落丸山に行って来ました。
JR篠山口駅から車で約20分。
限界集落と云われた処を古民家に宿泊出来る魅力的な所に再生しています。
外観はイメージどおりの古民家ですが、見事にリノベーションされています。
奥にはへっついさん(かまど)がありますが、それに違和感の無いアイランドキッチンが設置されています。
五右衛門風呂も健在。
昔の様に薪で沸かす事も出来ますが、プロパンガスで給湯も出来ます。
私個人的に1960年代半ばに高松の伯母の家で体験済みですが、当然未体験の人の方が多数なので、非常に珍しく目新しいものの様です。
確かに、木のすのこを踏んで入るというのは楽しいものです。
一日に三度も入った人もいるようです。
古民家を知らない人でも、何故か懐かしい感じがする佇まいでございます。
夕立もまた一興。
雨の音も街中で聴くのとはかなり違いがありますね。
テレビも時計も無い部屋。
携帯の電波も圏外か一本だけ。
シーンという音が聞こえる様な静けさ。
何も無いけれど、何の不足も感じない。
蛙や蜻蛉や蝶々や鳥達が普通に存在する。
そんな日本古来の生活を少しでも追体験できる宿。
テレビは無いけれど、子供達は生き生きと走り回り、楽しみ、眠る。
何とも贅沢な時の過ごし方が出来ます。
昔を知っている人も、知らない人も、海外の人も此処の素晴らしさを体験しているようです。
とは言え、ほとんどの時間を寝て過ごしていただけなんですが。
気持ち良く眠る事が出来るって実はすごく贅沢なんですよね。
しかし、美味しいものは欠かせません。
それについては、次回。
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