2012年10月16日火曜日

米朝ばなし上方落語地図 その11




土佐稲荷を後にして西へ。
松島公園を尻目に殺して竹林寺へ。
「油屋与兵衛」という落語から芝居にもなった噺があるそうです。
その芝居の序幕に竹林寺がちらっと出てくると米朝ばなしにあります。
朝鮮通信使のお墓があるのだとか。
同じ名前の竹林寺さんが千日前にもあるそうですね。








そこからちょっと行って京セラドーム大阪が見えてくるあたりに茨住吉神社があります。
「油屋与兵衛」にも出てきますが、私的には「三年酒」のほうが記憶にあります。
北安治川二丁目の播磨屋又七、又の名を神道又が(又ばっかりですが)池田の叔父の所で酒を飲んで帰って来て、ころっと死んでしまう。
「何か遺言無かったか?」
「そういうと、このところ茨住吉さんの田中左弁太夫という人の神道講釈を聞きに行って・・・」
うんぬんというくだりがあります。
戦前は夏祭りの荒っぽさで知られ浪花の三大祭りの一つに数えられていたそうです。








九条駅まで足を伸ばして商店街をチラ見してから松島新地へUターン。
「近江八景」という噺に登場します。
他にも「たぬき茶屋」や「馬子茶屋」という噺にも出てくるそうですが、もともとはここが舞台では無かったらしいですね。
なにしろ、此処は明治元年に遊郭が設置されたそうなので、江戸時代にはそういう遊び場は無かったのですよね。
昭和初年には松島の娼妓は4000人にものぼり、東の吉原と二分するほど有名だったそうです。
昼はこんな感じですが、夜はまた違う風景になるんでしょうね。
ちょっと見てみたいような、ちょっと恐いような。

2012年10月12日金曜日

新島のくさや






八丈島焼酎を手に入れたからには、やっぱりこれでしょう。
くさや。
くさや!
くさや!!
ドリアンと並ぶ臭いのキツい食べ物としてややもすればゲテモノ扱いですが。
我々関西人には特に馴染みが薄いです。
殆ど売っている所も見当たりません。
ザリガニの匂いだとか、豚小屋の匂いがすると言う人もいます。
でも、慣れると美味しいくさやの干物なんです。
(このフレーズにピンと来た方は結構な年代でしょうね)
本当なら八丈島のくさやを購入するべきなんでしょうが、今回は新島ものをゲット。
みや藤という所の焼きくさやの中から限定品の青ムロアジ(右)と硬干(左)をセレクト。
限定ものは新島の前浜沖で水揚げされた活きた青ムロアジのみを使用。
身がしまっているので独特の弾力があります。
あの独特の匂いに慣れてしまえば、あとはくさやならではの旨味を楽しむだけ。
本当に んまいですね〜。
元々、塩が貴重だった頃に干物の漬け汁を捨てずに繰り返し使っているうちにくさや菌による発酵が始まったのがきっかけだったんだとか。
徐々に発酵していったので違和感無く食べているうちに慣れていったのでしょうね。
もう一つ硬干は保冷設備の無かった江戸時代からのもの。
常温で半年以上賞味可能だそうです。
乾燥しているので、こちらのほうが匂いは控え目かも。
硬い身を噛み締めているうちに徐々に旨味が滲み出てくる感じは堪りません。
個人的にはこっちの硬干のほうが好みかも。
で、八丈島焼酎と合わせてみました。
もちろん、合いますね〜。
情け嶋、島の華、八重椿、黒潮、芋島なさけ。
どれもくさやの匂いは抑えつつ、旨味は引き出してくれます。
これがビールだと・・・試してみたくもありませんが。
中でも、黒潮のお湯割りが最高の相性ですね。
もちろん個人的な感想ですが。
酒のアテに最高なくさやですが、お茶漬けやチャーハンに仕立てても美味しく頂けます。
もし、未体験な方は是非一度チャレンジしてみてくださいまし。
ちなみに、滋賀県出身で鮒寿司を食べ慣れている人にはこのくさやの匂いは全く気にならないそうです。
さすが、伝統的発酵食品同士と云った所でしょうか。

2012年10月8日月曜日

カゴメトマトジュース百年品質






カゴメトマトジュース百年品質です。
カゴメが100年目に開発した品種・カゴメ993を中心に年一回だけの限定販売。
今回は1300ケース限定だそうです。
食塩・砂糖・着色料・保存料無添加。
酸味が少なく、ほのかな甘みがありさっぱりとしたみずみずしい味わいということです。
普段あまりトマトジュースを飲んでいる訳ではないのですが、これは んまいと思います。
まず、トマトジュース独特のドロッとした感じが少ないです。
酸味も控えめで飲んだ後の甘い感じが心地好いですね。
余分な塩味も無いので飲み飽きしないです。
また、これで作るレッドアイの美味しい事。
もちろん、ブラディーマリーも最高。
今この瞬間は八丈島焼酎の島なさけのトマトジュース割りで楽しんでいます。
トマトと芋と麦の味わいが交互に現れるような感じがあります。
できることなら、年一回と言わずにレギュラーアイテムにして欲しいぐらいなんですが。
半量に煮詰めるだけで素晴らしいトマトソースになると予想されますし。

2012年10月4日木曜日

芋・島なさけ







八丈興発の 芋・島なさけ です。
HPには 情け嶋というラベルしか載っていません。
島なさけと情け嶋、どう違うのか不明なのですが・・・
麦麹を造ってから芋掛けをするそうなんですが、具体的にはどういう作業なのでしょうか?
なかなか、謎の多い芋焼酎ではありますが。
これまでに紹介した八丈島焼酎の中では一番芋焼酎らしいと言えます。
減圧蒸留らしいのですが、かなりの芋感が んまいです。
蔵見学も電話予約で出来るそうなので、ちょっと行ってみたいですね。
次回はこの八丈島焼酎に最適の肴をご紹介します。
まあ、ほぼ想像はお付きだと思われますが。

2012年9月29日土曜日

黒潮




八丈島焼酎、これは 黒潮です。
坂下酒造という所の製品。
父と子の二人で造っているそうです。
麦9:芋1の割合だそうですが、それにしてはかなり芋っぽい気がします。
水割りだとやや麦が強くなる感じです。
お湯割りは逆に芋が強調されるかも。
いずれにしろ、非常にバランスが良くて んまいです。
ラベル下部に「I   LOVE   ROCK'N    ROLL」とあります。
何でも蔵元は趣味でバンドをやっていらっしゃるとか。
もう一種類あるアイテムの名前が妻の名前から命名した「ジョナリー」というのとともに気になります。

2012年9月25日火曜日

八重椿





八丈島酒造の 八重椿です。
常圧蒸留の芋と麦を3:7の割合でブレンドしたものだそうです。
麦の軽やかさの中に芋の甘さがあるという独特の味わいです。
水割りの方がお湯割りより甘さが出るようです。
あまりに飲み易過ぎて困ります。
ブレンドされている事で食べ物との相性の良さは果てしない程です。
同じ八丈島酒造の島流しという焼酎は逆の割合の芋7:麦3だそうです。
そちらも是非一度飲んでみなければでございます。

2012年9月21日金曜日

島の華




八丈島焼酎の2本目は 島の華。
樫立酒造は1925年創業。
平成9年には最新の設備として銅製のポットスティルを特注したそうです。
工場周辺にあった椿の花から命名されたとか。
麦・麦麹ですが、他の麦焼酎よりトロリとした甘さがあります。
水割りでもその甘さは健在。
お湯割りにすると甘さは抑えられますが、トロリ加減は残るのでちょっと不思議な飲み口です。
本当に八丈島の麦焼酎は好みなのは何故なんでしょうか?
麦が違うのか、蒸留設備が手工業的なのか?
とにかく、八丈島焼酎は んまいです。